

おなかに「ゆ」「め」をもったちゃーちゃんのお母んのページです。
チャーちゃんは、真愛の大好きな厚洋さんのもとに逝ってしまいました。
でも、沢山の人の悲しみの中から「ゆめ」を「夢を持って!」と教えてくれたにゃんこちゃんでした。
だから、このHomepageの名前も変えず、
このページを書くことによって
生きていれば、絶対に、もう一度「幸せ」を感じられる未来が来ると伝えたいと思ったからです。
人は分からない未来に向かって歩きます。
それは、過去の出来事全てが今の自分を支え
幸せな思い出が歩を進める力となっているからです。


9月16日。愛しい人との死別。
それから、3年も経ちました。
回忌じゃないけど卒塔婆あげて、自分で般若心経を唱えた。
1年かかってようやく暗記。
来年までには写経も少しやれるかな。
彼を送った日の朝のように金木犀が優しい香りで真愛を包んでくれました。
今年の金木犀はとっても早く咲きました。
長い長い雨の日。
晴れることの無い毎日。
季節の移ろいの美しさが感じられなくなりそうでした。
厚洋さんが言って1096日。
会いたくて会いたくて切ない思いもあるけれど、
あの時、彼を逝かせて良かったと思えるようになりました。
大好きな煙草もお酒も飲めなくなって、遊びに行けなくなって、
具合が悪くて入院しても、
「愛してる。」って、合って伝えることもできなくて、
病院の彼のベッドで寝ることもできなかったと思うと…。
異常気象の台風被害、被災体験もしなくてすんだし、
コロナ禍の辛さも味わわせなくて良かったと思うのです。
「幸せ」のまま逝かせられたことは真愛の「幸せ」でもあったと思うようになりました。

21日は中秋の名月。
厚洋さんと一緒に見たまん丸満月を8年ぶりに独りで見ました。
チャーちゃんもいなくて、ススキをチャイチャイする子も居ないのが
とっても寂しいお月見でした。
12時のお月さまに真愛の素肌を這わせます。
厚洋さんがしてくれた様に。

今年のお彼岸には、彼岸花が咲ききっていました。
真愛の思いはいつも紅蓮の炎。
彼が褒めてくれた真愛の絵を飾りました。
厚洋さんの好きなきな粉のお萩と一緒に。
美樹ちゃんから、青い花。
彼を思って歌った和歌を詠進。
大きな大きな梨もお供えできました。


3年ぐらい前に芽を出した柚が結構大きくなった。
真愛お得意の剪定をした。
「痛!」
と声をあげた時には、長靴の底を貫通していた。
何かを踏み抜いたと思った。
足を上げてみると「柚の木」が長靴にくっついてきた棘が刺さったまま。
刺される時って「ウッ」「グハッ!」なんて言えない。
「刺された!」と感じるだけだ。
さあ、その後が酷かった。


直ぐにお風呂に入って消毒して、着替え病院に行ったが、
レントゲンを撮ってみても金属では無いから見つけにくい。
傷口を開けて消毒をして、痛み止めと抗生物質を貰って帰って来た。
すでに、足は付くことができないほどいたくなっていた。
翌朝、見るも無惨に腫れた。
3日後の診察では、先生もクビを傾げて言う。
「こりゃぁ。分からんなあ。」と。
「治るよ。」って言われるより真実みが合って良い。
完治するまで三週間もかかった。
「はい。完治。もう大丈夫。」って言う先生の笑顔が嬉しかった。
全国のお庭の手入れ好きの皆さん。
長靴の底はとても柔らかい。
柚の棘は長いです。
十分に気をつけて真愛のようにならないようにして下さい。
薬、一杯飲みました。

海辺にお住まいのお世話になった方に梨を届けに行った。
帰りはナビゲーターに逆らって走ったら迷子になった。
迷子になって、厚洋さんとの思い出の場所をうろうろした。
4年前、真愛が緊急病院に救急車で運ばれたとき、彼は真愛と一緒に救急車に乗ってくれた。
夜通し点滴と言うことで彼はタクシーで帰った。
自分の具合も悪くなっていたのに翌朝早く迎えに来るという。
真愛の電話で家から出たのだが、ナビをつけていない彼の車は迷子になった。
彼は夜中に家に戻ったのだ。
10メートルおきにでてくる小道と曲がりくねった笹林の中を走るのだから迷子になる。
早く厚洋さんに会いたい真愛はじっと待たずに歩き始めた。
その迷子道で同じように迷子になったのだ。
見覚えのある迷子道だった。
厚洋さんの心配そうな顔と焦った顔が浮かんだ。
真愛にあった瞬間「ごめんな。大丈夫か?」と何度も言う優しい厚洋さんを思い出し泣いた。
彼のことを思い出させるためのご縁だったと思う。

帰り道、館長の古ちゃんに梨を届けた。
地区の公民館は緊急事態宣言で閉館中。
今年初めてのアキアカネに出迎えられて、運良くゆっくり外で話をすることができた。
迷子のご縁だ。
そして、彼と話すうちに「認知症」の話になった。
身近な方がその症状があるという。
桜落葉がかさこそと音を立てて落ちる中
厚洋さんの話ができた。

入院をしたことが無い気ぐらいの高い男性は「せん妄症」に罹った。
「せん妄症」の症状は「認知症」の症状によく似ている。
緊急入院後持ち直した彼は、真愛に言った。
「本棚から寂聴の本とクイズを持って来て。」と。
彼の本棚を探すと
「ここにもあるよ。読んでよ。」
って言うようにこの本が置かれていた。
noteblogにも書いたが、「真愛の目に付くように置いたと思うぐらい、分かり易いところにだった。」
古ちゃんには簡単に話して終わらせたので、もう一度読み直そうと目次を見たら
彼がマーキングしていたことを発見した。
あの時には気づかなかったことだ。

この本を読んでいたのは、家で我慢していた頃だ。
これから進む死への道の恐怖。
認知症になっていく不安。
独りで読んで独りで苦しんで居たと思うと切ない。
もっと、彼の気持ちを分かって上げて、抱きしめて「怖くない。」と言って上げたかったと思う。
苦しい息の肺気腫と肺への転移
トイレが近くなるむくみが増え腎臓への転移
下痢が続く大腸癌
病院嫌いで検査をしなかったから全ての臓器が悲鳴を上げていた。
「病院に行って」と泣くのをもっと早くすれば良かったのに
彼に怒鳴られるのが怖くて言わなかったことを後悔する。
愛するという事はやりたいことをやらせることか、やりたいこともやめさせて早く管に繋がせることか
未だに分からない。

認知症を戻すには、柑橘系の香りが良い。
嗅覚はダイレクトに脳に届くので、覚醒する。
高村光太郎の「智恵子抄 レモン哀歌」の様に
厚洋さんも蜜柑の香りで正気に戻った。
真愛と最期の愛の日々を送ることができた。
古ちゃんにこの話ができた「幸せ」も感じた。
ご縁だと思った。

鬼滅の刃を連続で6話まで見た。
どの話も鬼が倒されるときに炭次郎が鬼に向ける優しやが素敵なのだ。
家族に捨てられたと思っていたがそうでは無かったという事。
父母の愛に飢えていた悲しい過去
差別されていた認めて欲しい心
゜鬼だって元々は人間だったのに…。」という炭次郎の優しやが好きなのだ。

6話の「無限列車編」
煉獄杏寿郎のお母さんが最高に素敵だ。
美しく
徳が有り
若くして子を残して逝く
その悲しみの中で語る
「強いものとして生まれたものは弱い人を守る使命がある。
人を傷つけたり
私腹を肥やすことがあってはなりません。」
「私は、強く優しい子の母になって幸せでした。」
煉獄さんも死期の迫る戦いの中で
「私の方こそ、あなたに産んで貰って幸せだった。」と。
最高の母で有り、息子の姿である。
「母上、私はちゃんとやれただろうか?
やるべき事、果たすべき事はできましたか?」と問う息子
「立派にできましたよ。」の母の言葉を聞き
満面の笑みで事切れる。
涙はとまらなくなる。
まだまだ鬼は居る「鬼滅の刃」の続きが見たい。
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