お父ん

ぶつぶつお父んの知ったかエッセイ

紫蘇ジュース

 お父んが作った紫蘇ジュースです。赤紫蘇を刈り取ってきて、新聞紙の上に広げ、葉を一枚一枚丁寧にもぎ取っていました。マツキヨに行って「クエン酸」と「お砂糖」を購入。おっと、お水も買ってきました。我が家の浄水器のお水でもよいのですが、出来上がったジュースを入れる入れ物が欲しかったとのことです。
 猛暑日に家の中でぐつぐつと煮物をするのですから、お父んは汗まみれで作っていました。
 ちなみに、紫蘇ジュースは、夏の疲れを取るのだそうですが、お父んは、ジュースを作って、だいぶ疲れたように見えました。
 出来上がったジュースのそれはそれは美味しいこと。甘酸っぱい夏の味です。このジュースの素晴らしいところは、色の美しさです。大粒のルビーを陽にかざして見たときの色です。更に氷を浮かべその溶けていく様は…、「うぅむ。例えられない。」
 室内温度30度。しかし、草原を渡る風が吹き抜けます。

夏の部屋

 さて、お父んが、この爽やかな室内で気持ちよく「知ったかエッセイ」を書いてくれると思っていたのですが、「はっ、疲れた。」と一言。
 「それじゃあ、なかなかページが出来上がらない。」とイラッとしてしまったお母んです。しかし、美味しいジュースを飲みながらでは文句も言えず、「美味しいおいしい(*^_^*)」とにこやかに穏やかに己が想いを誤魔化していました。
 だから、お父んのページなのにお母んが書いてます。
 書いてほしいのは、にゃんこの話。
 お父んを送っていく車の中で聞いた話。
 「ねぇ。戦争の話の中に出てくる動物って、みんな戦争の道具にされちゃってるよね。馬だって、犬だって。平和のために戦争中に活躍したっていうけれど、やっぱり、敵を殺すため、味方が勝つために使われているんだよね。ねぇ。猫って戦争中に何もしていないよね。」
 「いや、なんかの本で読んだけど、『国中の猫を皆殺しにするぞ。』って言われて、兵士たちが武器を捨てたって話があったかな。エジプトだったかな。」
 感激。にゃんこは戦いの道具になるのではなく戦いを止めさせてしまったのね。もっと詳しく教えてと言ったら、「本棚のどこかにまだあるので自分で探せ。」と冷たく言われてしまった。

今、お父んは「クロスワードパズル」に夢中。
漢字パズルが好きなようだが、お母んが見てもよくわからない。パズル誌の全問正解者の欄に載ったと言って小さな名前を見せてくれた。懸賞が当たるまで続けてほしいと思っているお母んである。
お父んは、数年前まで子供向けのパズル作家をやっていたが、パズル作家も凄いけど、パズルを解く人も凄いと思う。
 聞いたところによると江戸時代は、和算が流行っていて町人も和算を解いたり作ったり、娯楽として楽しんでいたという。現代でもテレビゲームがなくなったら「和算」が流行るのかなあ。